箱根湯元「はつ花」
11時のチェックアウトの後、傘を忘れた私は一人ビニール傘を調達し
その上じゃまな帽子をかぶり、出掛けに花子の忠告を律儀に守って持ってきた
防寒着まで着込み、身重なカラダで「雪月花」を後にしました。
強羅から約40分の箱根湯本駅まで、
のんびり、ゆったり登山電車に揺られるうちに雨も上がり
山のいたるところから湯気が立ち昇り、それはまるで芽吹き始めた山の息吹のようでした。

そしてすっかりお天気も回復した箱根湯元でのお昼は蕎麦でした。
充分身重な上に、おちおち腹の休まる間もないとはこのことですね。(違)
ここ「はつ花」は箱根湯本駅から箱根温泉郷の入り口、早川と須雲川が合流するあたり
決して駅から反対方向に歩いて1km先の、はるばる三枚橋を越えたところに掲げられた
「はつ花」の案内板のところではありませんから。ザルM子さん。
遠回り徒歩30分の「はつ花」」は、箱根湯本ではなかなかの老舗のようです。
皇太子様ご来店記念碑とか。
箱根湯元「はつ花」_c0002260_9335916.jpg
二階に上がる階段の脇にはシャガールのリトグラフ(?)が飾られ、店内にはさまざまな美術品の展示もありました。
箱根湯元「はつ花」_c0002260_9341035.jpg
そしてお蕎麦は名物せいろそば
なんでも自然薯を練りこんだ「自然薯蕎麦」や、その残りの自然薯を使った「山かけそば」の発祥のお店だとかで、さすがに添えられた自然薯が滋味溢れてウマい。
箱根湯元「はつ花」_c0002260_9342178.jpg
満腹のお腹を抱えながら湯元橋のほころび始めた桜と
箱根湯元「はつ花」_c0002260_13244921.jpg
どSちゃんの魅惑的なヒップラインを箱根の旅のおかずに終わりに。さようなら。
箱根湯元「はつ花」_c0002260_1325988.jpg



そうそう、そういえば来月も箱根ぶらり一人旅(?)の予定です。

「そんなに箱根ばっかり行って男でも出来たんか」

その問いにはノーコメントということで・・・。(聞かれてないけど)

by eight-b | 2008-03-27 09:34 | Comments(0)
<< 一夜干しイカフライ 雨の箱根と赤外線と >>