会津へ
ツタンカーメンの翌日は4時起床
犬の散歩を済ませて5時20分に自宅を出発します。
東北自動車道に入る手前でしょうか、満月の朝6時。
どれが月か街灯かわかりませんが。
会津へ_c0002260_22404323.jpg
11月も残すところあと一日
冬は曙。やうやう白くなりゆく佐野SAで
佐野ラーメンではなくてうどんモーニングでお腹を満たし
長い道中に備えます。

++++++++++++++++++

会津へは案外早く着きました。
小一時間で用を終え、もう何度目かの会津から
“あなたも私も知らない会津”へと足を延ばします。


+++++++++++++++++++++++++

会津板下(ばんげ)恵隆寺(えりゅうじ)
立木観音(たちきかんのん)へ

今年生死をさまよった母が何の縁か
心の拠り所として信仰していた観音さまです。
意識が戻った後、病室の枕元にずっと黄金の
立木千手観音像が寄り添っていました。

会津へ_c0002260_22405085.jpg
立木観音とは根の張った立木(りゅうぼく)をそのまま彫って作る手法だそうで
ここ恵隆寺のものは、一木造としては日本最大級の仏像であるとされています。
観音堂の中には天井に届くほどの高さの千手観音立像が安置されています。
会津へ_c0002260_22405767.jpg
で、おっかさん
恵隆寺 立木観音さまは 会津ころり三観音 の一つで
この三観音を巡拝すると健康な一生をおくれ、家族に迷惑をかけずに
コロリ とあの世に旅立てる、はず
なのでせっかくなので私が、次こそきっちりお迎えが来ますように
と立木観音横のだきつき柱に抱きついて心願しておきました(-人-)
会津へ_c0002260_22491791.jpg
撮影禁止の厳しい規律を守り、ポスターからその頗(すこぶ)る優作と称されるご尊顔を。
身丈二丈八尺(8,5メートル)の一木彫はそれはそれは見事でした。
会津へ_c0002260_2249448.jpg
意外なところで 春日八郎
「別れの一本杉」の歌碑を前に、歌い出しの文字が達筆過ぎて読めず
共に歌が思い出せずしばしたたずむ夫唱婦随なのでした。

泣けた泣けたこらえきれずに泣けたっけ
会津へ_c0002260_2250199.jpg


+++++++++++++++++++++++++
喜多方 新宮熊野神社 長床(拝殿)の大銀杏
会津へ_c0002260_22521124.jpg
会津へ_c0002260_22524445.jpg

定宿「向瀧」の女将のブログで長床の大銀杏が今を盛りに
色づいていたのはもう10日も前のことだったのですが
それならば今は黄色の絨毯の頃かと目星をつけて行ったところ
これが見事ビンゴ!まさに一期一会の彩りでした。
会津へ_c0002260_1144992.jpg
会津へ_c0002260_225872.jpg
会津へ_c0002260_22582661.jpg
会津へ_c0002260_22584123.jpg
会津へ_c0002260_22585542.jpg
会津へ_c0002260_22591416.jpg
会津へ_c0002260_22592186.jpg
会津へ_c0002260_2304070.jpg
会津へ_c0002260_2312526.jpg
本殿
会津へ_c0002260_946930.jpg
会津へ_c0002260_2313794.jpg


会津に着いたところで上がった雨の会津リポートは
几帳面な性格通り今回きっちりつづきます。
by eight-b | 2012-11-29 22:51 | Comments(0)
<< 会津で鰻を食べる 東京観光とツタンカーメン展 >>