いつもなら逆パターンで、大概本を読んだ後の映画はがっかりするのに 今回は映画をなぞるように本を読む段取りになった。 改めて、映画の出来のよさに深く感銘を受ける。 映像の強味である、想像の枠が現実の視覚に重なるとき そしてそれが得もいわれぬ美しさとして画面に映し出されるとき こんなにも心が震えるのだと思い知る。 例えば瀬戸内海のしーんとした銀色の海面 島の風景や匂い、お遍路の白装束、田んぼを燈す灯明・・・ 日本の原風景だけじゃない 母性のままに生きる希和子、純真無垢な薫、頑なな恵理菜 ヒステリーな恵津子、過去の殻を破れない千昌 とりまく女たちの中に、そこに、目の前に、確かに、希和子と薫がいる。 原作を忠実にしかも大胆に切り落とし そしてもっと深くえぐり込んだ。 圧巻のラストシーンは共に、泣ける原作。見事な映画。 あとな、こんなに切なく胸に迫る女たちを私は知らんのよ。 監督、脚本、演出、撮影、ロケ地、等 すべてが今年度映画賞総なめだろうなあと思いながら 次はドラマ版の「八日目の蝉」も堪能しようと思う。 ということで一人余韻に浸り過ぎて浮きながら 毎日三河湾の篠島シラス食べてます。 ブロッコリーのシラスあんかけ あー、島に嫁に行きたい。
by eight-b
| 2011-05-25 13:22
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