クルトン
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食パンで作ってもいいんだよね

フライパンにオリーブオイルを入れガーリックチップを作ります。ガーリックを取り出したらバターを加え、トーストした角切り食パンをフライパンで転がしながらカリカリに焼く。
クルトンも自分で作ると美味しいね。
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シーザースサラダ
<ドレッシング>
叩いたアンチョビ2枚、すりおろしにんにく少々、マヨネーズ、レモン汁、塩、オリーブオイル、半熟ゆで卵
ロメインレタスをドレッシングで和え、おろしたパルメザンチーズ(parmigiano-reggiano)、クルトン、ガーリックチップを加えて混ぜ、パルメザンチーズの薄切りを散らす。
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レタスと言えば、先週の「食彩の王国」で、生まれ故郷山口県の郷土料理「ちしゃなます」が紹介されていた。懐かしい「ちしゃ」に思わず横須賀にいる母に電話して確認してみたところ、間違いなく我が家の食卓にあがっていたものだった。
きっと当時は野菜も酢味噌も嫌いだったんだろうと思う。それでも三つ子の魂この歳まで、舌に記憶している味に人間は回帰していくものなのだなと思うと、懐かしさと同時に感慨深いものがあった。
思えば、中学一年で山口県から神奈川県に移り住み、まだ洋食自体が珍しい時代だったこともあり、それに若さも加わって、田舎では食べたこともない肉の塊のハンバーグに驚き、ピザやスパゲッティに感動し、今思えば和製ナポリタンでさえ遠い異国の味だと信じて疑わなかった。
あれから幾星霜、豊富な食材に囲まれて、グルメという言葉に踊らされ、いろいろな食べ物を口にしてきたけど、いつからだろう、歳と共に自分の舌が古里の遠い記憶の味を求めている。
そう思うと我が子がいつか思い出すのは私の味なんだ。
母の味から羽ばたくのもあとわずか。記憶の底に残る味を大切にしようとシミジミ思う今朝のOKANなのだった。
                         3月10日 8:20 記 (あ、「わかば」見なくっちゃ)
by eight-b | 2005-03-09 21:05 | 保存食 | Comments(0)
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