三人の熱海
たった一泊だったのに
逢わなかった月日を埋めるように
それぞれのこれまでの人生を語り合った

行きの踊り子号の50分を缶ビール一本と駅弁で
ミクラスでディナーまでの数時間を
そして楽しい食事とワインを傾けながら
美味しい蕎麦にめぐり合った三時間

この一年いろいろなことがあった三人

親の死や看護や、仕事のこと子供のこと、厄介な身内のこと
そんなことが一気に押し寄せ
そしてこれからもそれらが重く圧し掛かる人生が待っている

気が付けば三人が三人とも同じ歩幅で今までの人生を歩いてきたことを知る

人生の歩く速度が同じ分
三人それぞれの悩み痛みが胸に迫る

一生を生き抜くということは現実の生活に立ち向かうということで
夢や理想や楽しみばかりでない現実がそこにある

みんなそんな悩みや苦しみを抱え

「がんばれわたしたち」

と、声にならないエールを送り合った


                               2007/9/18
by eight-b | 2007-09-22 20:32 | Comments(7)
Commented by anzumadamu at 2007-09-22 21:01
わたすからもエールを送りたいと思いまつ。
ブラボー!!\(^^)/
Commented by kyoe_noriko at 2007-09-23 06:14
女旅もよいもんですよね。
Commented by eight-b at 2007-09-23 12:30
ヨーコさん
更年期真っ只中のその気持ち分かっていただけました?(笑)
Commented by eight-b at 2007-09-23 12:48
noriちゃん
しかも更年期の女旅ってなかなか哀愁がただよっていいものですよ(笑)
Commented by 宿の亭主 at 2007-09-25 10:50 x
経験から言わせてもらえば,この手のお客さんが、一番うるさい
でも気に入ってもらえれば一番の常連さんになる
Commented by eight-b at 2007-09-25 20:51
宿の亭主さん
今週末に泊まりたい!
でもってどこも空いてないのですよ。

布団部屋でいいので泊まらせてー!

んでもって熱海の蕎麦を食いに行きたいのだ(^-^;)
Commented by eight-b at 2007-09-25 20:55
それはそうと
多彩な釣果は残っているんだべか?
<< 熱海から帰ってみればカンパチ 熱海の旨い蕎麦 >>