三菱一号館美術館「ザ・ビューティフル― 英国の唯美主義1860-1900」
三連休最終日は花子と連れ立って三菱地所の三菱一号館美術館へ。 ドッコイは どうせゴルフでしょ のはずが、ポリープ休暇だと言ってついて来た。 美術館は嫌いだけど一人でお留守番はもっと嫌い。 こうして亭主は 濡れ落ち葉だの粗大ごみだのわしも族 って呼ばれていくのね。 先ずは築地でブランチ。 それぞれ海鮮どんぶりを食べて一杯飲んで 日本刀のようなマグロ包丁?に歓声が沸く。 日比谷線に乗って日比谷へ。 丸の内中通りのショッピングストリートに何度もひっかかりながら ようやくたどり着いた三菱地所の三菱一号館美術館は展示内容も 思った以上に楽しく、丸の内ブリックスクエアの中庭も都会のオアシス のような空間で楽しめました。 オスカーワイルドやら、ホイッスラーとラスキンやら アルバート・ジョゼフ・ムーアやら、オーブリー・ビアズリーやら 絵画の美術鑑賞は面白かったです。 こういう企画展の面白味ってやっぱり見どころというか はっきりしたテーマがミソじゃないでしょうか。 ただ年号別、作家別に絵を並べればいいのではなく その時代の背景を面白おかしくちりばめて見物者の興味をそそる。 時代の寵児がその時代になにを成して成功したのか 成功と凋落と、そして捲土重来の唯美な家の設計図とか。 ×××さんの言う「線」の妙というか 今のデザイン、アートの起源というか 絵にもね、音楽が結びついているの。 日の丸構図のような唯美主義時代に突如抽象画が現れる。 「ノクターン」の題名で。 だけどそれは絵の具の壺をぶちまけたような駄作と批判される。とかね。 芸術も時代に沿うものがあって、そしてまたそれを壊す時代がやってきて、新しい芸術が生まれる。 大して期待しなかったけどいろいろ感じていろいろ刺激をうけて 鈍った感性を揺り動かされて面白かっただす。 2014/4/28 某掲示板より貼り付け
by eight-b
| 2014-03-27 14:08
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Comments(2)
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desire_san at 2014-04-28 11:38
こんにちは。
私も三菱一号館で「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900」展を見てきましたので楽しくブログを拝見しました。 この時代の絵画やアートを唯美主義ととらえた美術展は初めての体験で新鮮な眼で作品を見ることができました。アルバート・ムーアなど今まで注目したことのなかった画家の作品をじっくり見られたのもよかったと思いました。19世紀末の英国の建築である三菱一号館の建物と内装の雰囲気の中でこの時代の絵画や展示品を鑑賞できたのも心に残った体験でした。 この機会に今まで知識のなかった「英国の唯美主義」について個々の画家の魅力も含めて私なりにまとめてみました。読んでいただき、ご感想、ご意見などどんなことでも結構ですから、ブログにコメントなどをいただけると感謝します。
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eight-b at 2014-04-28 15:47
■desire_sanさん
「英国の唯美主義」面白かったです。 ひっそりと追加記事を載せようと思っていた矢先に コメントがつきましたので本日某掲示板で感じたままの コメントを引っ張り出して貼り付けました。
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