もっちゅーの
ということで喪中です。

ここ数日身内の不幸が重なり、一週間で二つの葬儀がありました。
危篤の知らせから今日まで、自宅のある横浜から、三崎、横須賀間を
あの世とこの世を行き来する日々でした。

先に義母の妹の叔母さんが逝き、葬式が終わった翌日続いて義父が
立て続けに逝ってしまい、残されたお義母さんを案じる子や孫たちと共に

昨日は義父の告別式


『それでは皆さま、ついにお別れのときがやって参りました。
どうぞ心残りなく故人に最後の言葉をおかけください。』

「お父さん、
 今度生まれ変わってもまた一緒になろうね」




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「って、確か言ったよなおふくろ」

葬儀場から自宅に引き上げ、ようやくすべての儀式を終え
ほっと一息ついたとき、息子であるドッコイがお義母さんに
向かってそう呟いた。

「あらいやだ、小声で言ったのに聞えてたの?」←秋田訛りで

「えー!言っちゃったの、お義母さんっ!」

「そうなのよ、つい言っちゃったのよ」

生前あれだけ「この先もお義父さんと一緒の墓に入るのだけは嫌」と
遺言書まで残して言い続けているお義母さんなのに、そうは言っても
やはり長年連れ添ったお義父さんとの最期のときはすべて赦して受け
入れるものなんだ。

と、ジーンとしました。

「じゃあお義母さん、ついにとうとうお義父さんと同じお墓に・・・。」


「それだけはいや」




叔母さん、お義父さん、どうか気を鎮めて安らかに。(-人-)
by eight-b | 2010-03-02 08:02
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